症状について
むちうちとは、交通事故などで首に不自然な強い力がかかったことによる首の捻挫です。衝撃を受けた時に、ちょうど鞭がしなるように首が動くので、むちうちと呼ばれています。診断名としては、頸椎捻挫や外傷性頚部症候群などと呼ばれます。人間の頭部はとても重いので、それが強い衝撃で前後に揺さぶられれば、頭を支える首にはかなりの負担がかかります。
事故直後はあまり痛みを自覚していなくても、後になってから痛みが出てきたというのもよくあることです。頭部から背骨に沿って人体にとって極めて重要な神経の束が走っていますので、むちうちとなったことにより、首の周囲の筋肉だけでなく、この神経を傷つけている可能性もあります。その場合、首の痛みだけではなく、手先がしびれたりめまいが生じたりということもあります。
症状に適した根本療法
むちうちの治療は「急性期」と「慢性期」と言われる2つの時期があり、時期に応じて治し方も異なります。急性期とはむちうちを発症した初期のことで、事故直後〜約1カ月間のことを言います。マッサージなどで筋肉の緊張を取る手技療法、電気を通して痛みの感覚を和らげる電気治療を行います。
慢性期とは痛みが落ち着いてきた期間のことで、およそ事故から3ヶ月目以降のことです。慢性期が落ち着く慢性期では、急性期とは異なり、血流を良くすることで筋肉の緊張を緩和することが重要です。事故などで受けた外力の強さにもよりますが、むちうちは軽いもので約1週間、長いと2~3カ月、さらには半年以上症状が取れないという場合もあります。できるだけむちうちを長引かせないためには、まず医療機関を受診しましょう。
予約は必要ですか?
保険外施術のカイロプラクティック療法・背骨矯正・骨盤矯正・マッサージは基本予約制にしております。お電話、メール、LINEにてご予約お願い致します。
交通事故にあい、むちうちと診断されました。どのような施術をしますか?
損傷した筋肉や関節の異常を見つけ、手技療法・運動療法・超音波療法・テーピング等の施術でアプローチしていきます。
※交通事故の場合、自賠責保険により窓口負担金はかかりません。
交通事故のあと、3〜4日後からめまいがしてきたのですが?
むちうちは場合によって数日経ってから症状が現れることがあります。めまいや耳鳴り、後頭部痛等の症状がでるバレリュー症候群は受傷直後ではなくしばらくしてから発症することが多いです。
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交通事故の場合、自賠責保険により窓口負担金はかかりません。